男子テニスツアーのロジャーズ・カップ(カナダ/トロント、ハード、ATP1000)は26日、シングルス1回戦が行われ、予選勝者で世界ランク131位の
D・ノビコフ(アメリカ)が同43位の
F・デルボニス(アルゼンチン)を6-4, 6-3のストレートで下して初戦突破。この結果、第3シードの
錦織圭(日本)は初戦の2回戦でノビコフと対戦することが決まった。両者は今回が初対戦。
>>ロジャーズ・カップ対戦表<<現在22歳のノビコフは、今年のウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)で予選を勝ち抜き、本戦では2回戦進出を果たした。大会終了後の世界ランキングは自己最高位を更新する128位を記録。また、今大会の勝利はマスターズ初勝利となっている。
一方、錦織は6月のウィンブルドン4回戦で自身初の8強入りをかけて臨むも、前哨戦に負傷した左脇腹の状態が限界に達し、途中棄権した。
左脇腹の状態が心配されるが、現地では会場で調整する姿が大会公式ツイッターにアップされている。
出場予定だった
A・マレー(英国)、
R・フェデラー(スイス)、
R・ナダル(スペイン)のトップ3選手が欠場を発表している今大会。錦織は、自身初のマスターズ優勝へ挑む。
■関連ニュース■
・錦織 現地会場で練習・錦織 左脇腹「少し痛みある」・錦織「負けるの分かってた」