テニスツアーのシティ・オープン(アメリカ/ワシントン、ハード、ATP500)は18日、男子シングルス1回戦が行われ、世界ランク106位の
杉田祐一(日本)が同98位の
V・ポスピシル(カナダ)を1-6, 6-2, 7-6 (7-4)の逆転で破り、大会初の2回戦進出を果たした。
この試合、杉田は1度もブレークチャンスを掴めずに第1セットを落とすも、第2セットでは2度のブレークに成功してセットカウント1-1に。
ファイナルセットでは両者サービスキープからタイブレークに突入。その後、杉田がポイント連取に成功すると迎えたマッチポイントを取り切り、1時間45分で勝利した。
2回戦では、第16シードの
B・チョリッチ(クロアチア)と対戦する。
現在27歳の杉田は今シーズン、1月の全豪オープンで予選3戦を勝ち抜き初の本戦出場。下部大会では2月の島津全日本室内テニス選手権大会で優勝を飾った。
今回は大会5度目の出場で、過去はいずれも予選から勝ち上がり本戦は初戦敗退。昨年は予選1回戦で敗れており、今回初の本戦ストレートインとなっている。
一方、敗れた26歳のポスピシルは世界ランキングで2014年に自己最高の25位を記録。昨年のウィンブルドンではベスト8進出を果たしている。過去のシティ・オープンでは2014年に準優勝を飾った。
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