男子テニスで世界ランク8位の
T・ベルディヒ(チェコ共和国)が8月のリオデジャネイロ・オリンピック(ブラジル/リオデジェネイロ、ハード)をジカ熱への懸念を理由に出場辞退すると自身のツイッターで発表した。トップ10選手での出場辞退は7位の
M・ラオニチ(カナダ)、9位の
D・ティエム(オーストリア)に続いて3人目。
ベルディヒは先日まで行われていたウィンブルドン(イギリス/ロンドン、 芝、グランドスラム)でベスト4進出。過去のオリンピックでは、2004年のアテネ・オリンピックで
R・フェデラー(スイス)らを破って8強入りする活躍を見せるなど、これまで3大会連続で出場していた。
また、ウィンブルドンで自身初の決勝進出を果たしたラオニチや、女子で世界ランク5位の
S・ハレプ(ルーマニア)もジカ熱への懸念を理由に出場辞退を発表。開幕を目の前にしてトップ選手の出場辞退が相次いでいる。
【世界ランキング上位選手の出場辞退者】
7位 M・ラオニチ
8位 T・ベルディヒ
9位 D・ティエム
16位
J・イズナー(アメリカ)18位
N・キリオス(オーストラリア)19位
B・トミック(オーストラリア)20位
F・ロペス(スペイン)21位
L・プイユ(フランス)23位
B・ペール(フランス)29位
S・クエリー(アメリカ)
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