テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は4日、男子シングルス4回戦が行われ、第5シードの
錦織圭は第9シードの
M・チリッチ(クロアチア)との対戦中に途中棄権、ベスト8進出とはならなかった。
>>ウィンブルドン対戦表<<今大会、錦織は前哨戦のゲリー・ウェバー・オープン(ドイツ/ハレ、芝、ATP500)で負傷した左脇腹の痛みを抱えての出場ながら4回戦まで勝ち上がるも、チリッチに勝てる状態ではなく、ウィンブルドンで自身初のベスト8進出とはならなかった。
錦織の棄権により、3年連続の8強入りとなったチリッチは、準々決勝で第3シードの
R・フェデラー(スイス)と対戦する。過去はチリッチの1勝5敗。しかし、直近の2014年の全米オープン準決勝では、チリッチが勝利している。
チリッチらと反対側のボトムハーフでは第2シードの
A・マレー(英国)が第15シードの
N・キリオス(オーストラリア)を下して9年連続のベスト8進出。第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)、第4シードの
S・ワウリンカ(スイス)が早期敗退となる中で、順当に駒を進めている。
3回戦でジョコビッチを下す大金星をあげた第28シードの
S・クエリー(アメリカ)、今シーズン躍進を遂げている第32シードの
L・プイユ(フランス)は四大大会で初のベスト8進出となった。
また、第10シードの
T・ベルディヒ(チェコ共和国)と世界ランク64位の
J・ヴェセリ(チェコ共和国)の4回戦は、日没サスペンデッドで順延に。5日、セットカウント2-2から再開される。
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