テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は4日、男子シングルス4回戦が行われ、第5シードの
錦織圭は第9シードの
M・チリッチ(クロアチア)と対戦したが1-6, 1-5としたところで左脇腹の怪我のため試合続行が不可能となり、途中棄権を申し入れ大会を後にした。
>>ウィンブルドン対戦表<<「試合を始める前でさえ、100パーセントで戦うのは難しいと思っていた。試合が進むにつれて更に悪化した。棄権はしたくなかったけど、今日はしなければならなかった」と試合後に語った。
錦織はウィンブルドンへの準備として前哨戦のゲリー・ウェバー・オープン(ドイツ/ハーレ、芝、ATP500)に出場していたが、左脇腹の怪我のため2回戦を前に棄権を申し入れていた。
その時の怪我は、今回棄権を強いられた怪我と同じもの。
「あれからの2週間は、回復はしていなかった。今日は何とか良くなって欲しいと願っていたが、コートでは痛みが強すぎた」と語り、全米オープンへ向けてのハードコート・シーズンまでには回復させたいとも加えていた。
「次に予定している大会はトロントで、それまで3週間ある。早めに回復することを願う」
錦織はウィンブルドンで、これまで準々決勝へ進んだことはなかったが、2014年の全米オープンでは決勝に進出し、チリッチに敗れたが準優勝を飾った。
チリッチは準々決勝で第3シードの
R・フェデラー(スイス)と顔を合わせる。
(STATS - AP)
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