テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は大会5日目の7月1日、男子シングルス2回戦が行われ、第4シードの
S・ワウリンカ(スイス)が世界ランク165位の
J・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)に6-3, 3-6, 6-7 (2-7), 3-6の逆転で敗れ、早期敗退を喫した。
>>錦織vsクズネツォフ 1ゲーム速報<<>>ウィンブルドン対戦表<<この日、現地は天候が不安定で雨も降っていたため、センターコートは屋根が閉められた状態で試合が行われた。
第1セットでデル=ポトロに1度もブレークを許さなかったワウリンカだったが、第2セットからミスが目立ち始めると流れはデル=ポトロに傾き始め、自身に引き戻せずに2時間44分で敗れた。
過去のウィンブルドンでワウリンカは2014・2015年のベスト8進出が最高成績だった。
今季はツアー3勝をあげ、5月の全仏オープンでは4強入りを果たすも、前哨戦のAEGON選手権では初戦敗退を喫していた。
一方、勝利したデル=ポトロは3回戦で、第32シードの
L・プイユ(フランス)と
D・ヤング(アメリカ)の勝者と対戦する。
現在27歳のデル=ポトロは2009年の全米オープンでグランドスラム初優勝を飾り、翌年には世界ランク4位を記録。しかし、近年は度重なる怪我に悩まされ、昨年は2大会しか出場することが出来なかった。
その後、今年2月のデルレイ・ビーチ・オープンで11カ月ぶりのツアー復帰を果たし、6月のメルセデス・カップでは
G・ディミトロフ(ブルガリア)、
G・シモン(フランス)らを破り4強入り。
過去のウィンブルドンでは、2013年にベスト4進出を果たしている。
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