【現地レポート】テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)女子シングルスに第29シードで出場する19歳の
D・カサキナ(ロシア)は25日、tennis365.netの独占インタビューに応じ、今大会に向けて「前哨戦に出場してトレーニングもしている。ベストを尽くすのみ」と意気込んだ。
>>ウィンブルドン対戦表<<今年1月に行われたASBクラシック(ニュージーランド/オークランド、ハード、WTAインターナショナル)の初戦で第1シードの
V・ウィリアムズ(アメリカ)を破る金星をあげ、3月のBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、WTAプレミア)では
T・バシンスキー(スイス)らを下す快進撃でベスト8へ進出。
今大会の芝については「独特なサーフェスで、他に比べると少し違うプレースタイルになる。今の課題はサービスをもっとアグレッシブに強くすること。いつもはベースラインから打つけど、芝に対してはゲームプランを変えなければいけない」とカサキナ。
今年の6月に世界ランキングで自己最高の31位まで上り詰めたカサキナは、その要因について「自分自身は特に変えた点はない。出る大会のレベルが高くなって、対戦相手が強くなっただけ」とコメント。
続けて「
R・ナダル(スペイン)を全仏オープンで見た時から憧れている」と述べ、グランドスラム全4大会で優勝することが夢だと話した。
また、自身が使用するフランスのラケットスポーツメーカーであるテクニファイバーのラケットについて「5年間使用して、メーカーの対応がとても良い。自分に合ったラケットを提供してくれる」とテクニファイバーを信頼していた。
最後に、日本のテニスファンに向けて「今年は東京の大会に出場する予定。お寿司がとても好きだけど、日本のお寿司をまだ食べていない。それが楽しみ」と笑顔で話した。
今大会の1回戦では
V・デュバル(アメリカ)と対戦する。
>>テクニファイバー ラケット一覧<<
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