男子テニスツアーのATPワールドツアー・ファイナル(イギリス/ロンドン、ハード)への出場権をかけた「RACE TO LONDON」(最終戦出場ランキング)が20日に発表され、
錦織圭は45ポイント加算するも前回と変わらず5位となった。
前週に錦織はゲリー・ウェバー・オープン(ドイツ/ハーレ、芝、ATP500)に出場していたが1回戦で痛めた左脇腹が回復せず、2回戦を棄権。今後は27日に開幕するウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)に出場する。
錦織にとってウィンブルドンは四大大会で唯一ベスト8進出したことがなく、今大会では1995年の
松岡修造以来21年ぶりの8強入りにも期待がかかる。昨年は1回戦で
S・ボレッリ(イタリア)をフルセットで下すも、左ふくらはぎの故障により2回戦を棄権した。
また、AEGON選手権(イギリス/ロンドン、芝、ATP500)で2連覇を達成した
A・マレー(英国)は500ポイントを加算。準優勝のM・ラオニチは300ポイントを加算して錦織との差を縮めている。
11月13日からのATPワールドツアー・ファイナルは、今季の大会獲得ポイント上位8名が出場出来る。
6月20日付の最終戦出場ランキングは以下の通り。
1位:
N・ジョコビッチ(セルビア) 7,950ポイント
2位:A・マレー 5,225ポイント
3位:
R・ナダル(スペイン) 2,930ポイント
4位:D・ティエム 2,790ポイント
5位:錦織圭 2,725ポイント
6位:M・ラオニチ 2,635ポイント
7位:
S・ワウリンカ(スイス) 2,325ポイント
8位:
D・ゴファン(ベルギー) 1,815ポイント
9位:
G・モンフィス(フランス) 1,675ポイント
10位:
T・ベルディヒ(チェコ共和国) 1,540ポイント
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