男子テニスツアーのメルセデス・カップ(ドイツ/シュトゥットガルト、芝、ATP250)は11日、シングルス準決勝が行われ、第1シードの
R・フェデラー(スイス)は第3シードのD・ティエムに6-3, 6-7 (7-9), 4-6の逆転で敗れ、決勝進出とはならなかった。
この試合、フェデラーは第1セットを先取するも、第2セットをタイブレークの末に落とし、ファイナルセットへ突入。
ファイナルセットでは第7ゲームで、最後ボレーをネットにかけたフェデラーはティエムにブレークを許し、苛立ちからラケットでネットを叩いてしまった。その後も挽回することが出来ず、1時間57分で力尽きた。
両者は今回が3度目の対戦で、フェデラーは1勝2敗とした。
勝利したティエムは決勝で、第7シードの
P・コールシュライバー(ドイツ)と元世界ランク4位の
J・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)の勝者と対戦する。
22歳のティエムは、今年の全仏オープンでグランドスラム初のベスト4進出。さらに大会後に発表された世界ランキングでは初のトップ10入りを果たしている。
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