テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は大会13日目の3日、アメリカの俳優であるレオナルド・ディカプリオがセンターコートのフィリップ・シャトリエに登場し、第2シードの
A・マレー(英国)と第3シードの
S・ワウリンカ(スイス)の男子シングルス準決勝を観戦した。
>>全仏オープン対戦表<<この試合はマレーが昨年覇者のワウリンカを6-4, 6-2, 4-6, 6-2で下し、大会初の決勝進出を果たした。決勝では第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)と全仏オープン初優勝を争う。
両者は今回が通算34度目の対戦で、マレーは10勝23敗と負け越している。直近のBNLイタリア国際では決勝でマレーがジョコビッチを破った。
29歳のマレーはグランドスラムで2012年の全米オープンと2013年のウィンブルドンに優勝しており、今回は四大大会3度目のタイトル獲得を狙う。
一方、ジョコビッチがマレーを下して優勝すると、全仏オープン初優勝と同時に生涯グランドスラム(全豪・全仏・全英・全米の四大大会全てで優勝)達成、さらにグランドスラム4大会連続のタイトル獲得となる。
両者の決勝戦は、現地6月5日に行われる予定。
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