テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は大会初日の22日、男子シングルス1回戦が行われ、第19シードで世界ランク21位の
B・ペール(フランス)が予選を勝ち抜いた同137位の
R・アルボット(モルドバ)を6-2, 4-6, 6-4, 1-6, 6-4のフルセットで下し、5年連続の初戦突破を果たした。
>>全仏オープン対戦表<<初の顔合わせとなった両者の試合、第1セットを先取したペールだったが、第2セットは接戦の末に最後はダブルフォルトを犯してセットカウント1-1に。その後、第3セットを取るも第4セットを落として、勝敗はファイナルセットへもつれ込む。
ファイナルセットでは、第1ゲームからアルボットにブレークを許す展開から、第2ゲームですぐにブレークバックに成功。その後も接戦を繰り広げ、最後はペールが第10ゲームで4ポイント連取してこのセット3度目のブレークに成功し、地元で勝利を手にした。
2回戦では、
T・ガバシュビリ(ロシア)と対戦する。ガバシュビリは、同日の試合で
D・ヤング(アメリカ)をストレートで下しての勝ち上がり。
ペールは、過去の全仏オープンで2013・2015年の3回戦進出が自己最高。昨年は
T・ベルディヒ(チェコ共和国)に敗れた。
今季のクレーコートシーズンでは、4月のバルセロナ・オープンとエストリル・オープンでベスト4進出。しかし、5月のマドリッド・オープンとBNLイタリア国際では早期敗退を喫した。
今大会はボトムハーフに位置しており、第2シードの
A・マレー(英国)と同じブロックに入っている。
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