男子テニスの国別対抗戦デビスカップ ファイナルズ ファイナル8(イタリア/ボローニャ、ハード)は日本時間19日(現地18日)、準々決勝が行われ、フランスはベルギーに0勝2敗で敗れ、ベスト4進出とはならなかった。この対戦、シングルス第1試合では、リードを奪っていた世界ランク35位の
C・ムーテ(フランス)がトリックショットによる失点から逆転負けを喫した。
>>【動画】ムーテ 得意のまた抜きショットでまさかの失敗<<>>錦織 圭vsシン 1ポイント速報<<>>【組合せ・賞金一覧】錦織 圭、坂本 怜ら 横浜慶應チャレンジャー<<>>テニス365 運営メンバー募集中!<<同大会は8ヵ国(イタリア、オーストリア、フランス、ベルギー、スペイン、チェコ、アルゼンチン、ドイツ)が世界一の座をトーナメント形式で争う。試合はシングルス2試合とダブルス1試合で争われ、先に2勝した方が勝利となる。
この日行われた準々決勝、シングルス第1試合にはムーテと世界ランク86位の
R・コリニョン(ベルギー)が登場。ムーテが第1セットを6-2で先取するが、第2セット終盤で試合の流れを大きく左右するシーンが生まれた。
ムーテは自身のサービスゲームで5-6の15-15となった場面で、アプローチを打って前に詰めると、相手の返球が頭上に浮いた。普通ならスマッシュを選択する状況だったが、ムーテはあえてボールを落とし得意とする“また抜きショット”を披露。しかしこのトリックショットはネットにかかり、思わぬ失点に。
このミスを機に流れはコリニョンへと傾き、ムーテはこのゲームをブレークされて1セットオールに追いつかれると、ファイナルセットも5-7で落として痛恨の逆転負けを喫した。
あとがなくなったフランスは、シングルス第2試合に世界ランク29位の
A・リンデルクネシュ(フランス)を起用したが、同43位の
Z・ベルグス(ベルギー)に3-6, 6-7 (4-7)の ストレートで敗れ0勝2敗に。これにより、ダブルスを待たずしてフランスの準々決勝敗退が決まった。
一方、勝利したベルギーは8年ぶり3度目となるベスト4に進出。準決勝で2連覇中のイタリアとオーストリアの勝者と対戦する。
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