男子テニスの横浜慶應チャレンジャー国際テニストーナメント 2025 supported by 三田興産(日本/横浜、ハード、ATPチャレンジャー)は19日、シングルス2回戦が行われ、第2シードの
坂本怜が世界ランク455位のM・ジューコフに6-1, 6-2のストレートで完勝し、2年連続2度目のベスト8進出を果たした。今大会の第1シードは
錦織圭となっているが、坂本は試合後の会見で「錦織さんと決勝でやれたらそんな夢のようなことはないなと思います」と語った。
>>錦織 圭vsシン 1ポイント速報<<>>【組合せ・賞金一覧】錦織 圭、坂本 怜ら 横浜慶應チャレンジャー<<>>テニス365 運営メンバー募集中!<<19歳で世界ランク176位の坂本が同大会に出場するのは3年連続3度目。最高成績は昨年のベスト8となっている。
今大会は1回戦で世界ランク414位のK・サムレジ(タイ)を下し2回戦に駒を進めた。
20歳のジューコフとの顔合わせとなった2回戦、坂本はファーストサービス時に84パーセントの確率でポイントを獲得し相手に1度もブレークを与えず、リターンゲームでは4度のブレークに成功。試合を通じて終始主導権を握り、1時間3分で完勝した。
試合後の会見で坂本は2回戦を振り返った。
「今日の試合を振り返ると内容がすごく良かったです。というのも、全部のポイントが上手くいったわけじゃないんですけど、6-1, 6-2とスコアがこうやってまとまっているというのは、リターンゲームでもブレークポイントを握ったときはブレークしてましたし、サービスゲームも15-40とかのときもあったんですけど、そういうときにちゃんとサーブが入ったり、1個しつこくできたりしました」
「落としたくないときにちゃんと良いプレーができて自分がやることができているなと思ったので、それが一番かなと思います」
今大会は第1シードが錦織、第2シードが坂本となっており、シード通り順当に両者が勝ち上がると決勝で対戦することになる。坂本はこのことについても「もちろん次の試合に集中したいんですけど、でも錦織さんと決勝でやれたらそんな夢のようなことはないなと思います」と言及した。
勝利した坂本は準々決勝で第7シードの
内山靖崇と対戦する。内山は2回戦で予選勝者で世界ランク636位のM・ブルベンスキー(チェコ)を下しての勝ち上がり。
坂本と内山は2023年の兵庫ノアチャレンジャー(日本/兵庫、室内ハード、ATPチャレンジャー)予選1回戦で1度対戦しており、このときは内山が6-1, 6-2で勝利している。
坂本は内山戦についてもコメントした。
「試合こそ2年前にボコボコにされた以来してないんですけど、練習も何回もしてもらっててどんな感じの選手かは分かっています。全部上手にやってきて、こっちが崩れたら一瞬で終わるし、逆にこっちが上回ることができれば何もできずに終わるという展開はないんじゃないかなと思います」
「(前回の対戦からは)だいぶ上手くなったと思います。2年前は試合になっていなかったので。そこからちゃんと準々決勝というどっちも勝ち上がった舞台で当たれるというのは成長したなと思います。明日はどうなるかわからないですけど、とりあえずできることをやって頑張ろうと思います」
成長した坂本が内山とどのような戦いをするか注目だ。
■関連ニュース
・錦織 圭が復帰、来季「イメージない」・ナダル 日本満喫「ありがとう」・錦織 圭は「ベースの高さが全然違う」■おすすめコンテンツ
・テニス体験レッスン受付中・無料ドロー作成ツール・世界ランキング