男子テニスツアーのムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)は5日、シングルス3回戦が行われ、前年度チャンピオンで第2シードの
A・マレー(英国)が第16シードの
G・シモン(フランス)を6-4, 6-2のストレートで下し、2連覇へ向けてベスト8進出を決めた。
>>マドリッド・オープン対戦表<<「試合の序盤ではあまり良いリターンが出来なかったけど、リズムを掴んでからは多くのポイントを支配した。変化をつけたプレーが出来たし、サービスの調子も上がっていった。」とマレーは試合を振り返った。
この日の試合は第2セット途中で観客が体調を崩して救急救命士に治療を受けるハプニングがあり、一時中断を余儀なくされた。しかし再開された試合でもマレーの勢いは衰えず、1時間39分で勝利をした。
マレーにとって昨年のマドリッド・オープン優勝は、クレーコートでのマスターズ初優勝だった。今季クレーコートで最初に出場したモンテカルロのマスターズでは、準決勝で優勝した
R・ナダル(スペイン)にフルセットで敗れた。
準々決勝では第8シードの
T・ベルディヒ(チェコ共和国)と対戦する。ベルディヒはこの日、第9シードの
D・フェレール(スペイン)を7-6 (10-8), 7-5のストレートで下しての勝ち上がり。
(STATS - AP)
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