男子テニスで世界ランク1位の
N・ジョコビッチ(セルビア)や同6位の
錦織圭、さらに車椅子テニスプレーヤーの
国枝慎吾は、22日からの全仏オープンでユニクロの最新ウエアを着用してプレーする。tennis365.netは、ユニクロのアドバイザーを務める坂本正秀氏に独占インタビューし、3選手のウエアへのこだわりを聞いた。
>>ユニクロ全仏ウエア販売ページ<<今回、ジョコビッチが着用するウエアのテーマは、「フランス騎士の鎧」
全仏モデル着用のジョコビッチ
坂本氏は王者に君臨するジョコビッチについて語り始めた。
「彼(ジョコビッチ)は完璧主義者で細かい性格。ウエアへのこだわりも3選手で要求が1番高い。」
ジョコビッチのエピソードとして坂本氏は、過去にキャップのツバが長いと言われたことがあった。それは、トスを上げてサービスを打つ時にツバが視界に入り打ちにくいため、ツバを短くしてほしいという要求だった。
それに対し、ユニクロは何度も何度もトライして、結果的にツバを6ミリ短くしたことがあった。
自身が着用するウエア・アイテム全てにこだわりをもつジョコビッチ。
坂本氏は「ウエアはタイトにしてほしいと要望が強いので、ジョコビッチの体に合わせて作っている。彼は空気抵抗にもこだわっている。走った時にヒラヒラしたり、引っかかる感じを嫌がるので、スッキリしたウエアを要求する。」と今年の全仏オープンで大会初優勝、さらに生涯グランドスラム達成(全豪・全仏・全英・全米の四大大会全てで優勝)を狙う王者ジョコビッチについて話した。
続けて、錦織については「彼(錦織)はユニクロを信頼しており、おしゃれでカッコいいウエアを着たいという要望がある。デザインやファッションに興味がある錦織選手は、常にファッション誌を見てデザイナーと意見を交換している。」と坂本氏。
今回、錦織が着用するウエアのテーマは「ラケットのガット」をイメージしたグラフィカルなデザイン。
全仏モデル着用の錦織圭
車椅子テニスで世界ランク3位の国枝は錦織のウエアと同じデザインで襟が無いウエアを着用する。
国枝については「特徴は襟の部分。上半身が大きい国枝選手はパフォーマンスを重視して襟を無くしている。」と明かした。
全仏モデル着用の国枝慎吾
錦織のウエアとの違いは、襟を無くしてVネックにすることで首周りをスッキリさせ、プレーを快適にしていること。車椅子の背もたれ部分で汗をかきやすい背面には、さらに通気性の高いメッシュを使用している。
>>ユニクロ全仏ウエア販売ページ<<
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