男子テニスツアーのBMWオープン(ドイツ/ミュンヘン、クレー、ATP250)は29日、シングルス準々決勝が行われ、元世界ランク4位の
J・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)は第4シードの
P・コールシュライバー(ドイツ)に4-6, 1-6のストレートで敗れ、今季2度目のベスト4進出とはならなかった。
この試合、デル=ポトロはトータルで1度もブレークすることが出来ず、コールシュライバーに4度のブレークを許して1時間20分で敗れた。
現在27歳のデル=ポトロは近年度重なる怪我に悩まされ、手術しては復帰を繰り返していた。昨年の出場大会はわずか2大会だった。
今年2月のデルレイ・ビーチ・オープンで11カ月ぶりのツアー復帰を果たし、満足にバックハンドが打てない中で4強入りを決めた。その後出場したBNPパリバ・オープン、マイアミ・オープンは共に2回戦敗退。今回は復帰後初のクレーコートでの大会だった。
一方、勝利したコールシュライバーは、準決勝で第5シードの
F・フォニュイーニ(イタリア)と対戦する。
同日の準々決勝では第8シードの
A・ズベレフ(ドイツ)、第3シードの
D・ティエム(オーストリア)、第5シードのフォニュイーニが4強入りを決めている。
■関連ニュース■
・復帰デルポ 片手スライス多用・デルポ 辛い時間は過ぎ去った・デルポ、復帰後初クレー