女子テニスツアーで世界ランク61位の
日比野菜緒が26日に自身のフェイスブックを更新。以前から感じていたという肩の状態について綴り、MRI検査を受けた結果、肩の関節に腫瘍(ガングリオン)ができていたことを報告した。
前週のTEB BNP パリバ イスタンブール・カップでは5大会ぶりの初戦突破を果たし、その後ベスト8まで勝ち進んでいた。
奈良くるみとのペアで出場したダブルスでは、1回戦で第1シードの
K・ボンダレンコ(ウクライナ)/
O・サウチュック(ウクライナ)組を下して、その後ベスト4まで勝ち上がるも、肩の痛みのため棄権を余儀なくされていた。
「大会前から違和感を感じていた右肩は試合を重ねるごとに痛みを増していき期間中は痛み止め、テーピング、ケアをしてもらったりと最善を尽くしましたが、最後のダブルスの準決勝は棄権せざるを得ませんでした。」と日比野。
今後出場予定だったSARラ・プリンセス・ラーラ・メリヤム・グランプリとムチュア・マドリッド・オープン女子の出場をキャンセルし、MRI検査を受けた結果、肩の関節に腫瘍(ガングリオン)ができていたことが発覚。今後は治療に専念し、リハビリを受けながら経過を見るとのこと。
「ケガをしたことは残念ですがトレーニングやケアへの意識をより強くすることができたので前向きに捉え、一日でも早い復帰を目指します。」とポジティブに受けとめている様子。
最後に「Facebookを通じてたくさんの方からコメントやメッセージをいただきました。いつもありがとうございます!また頑張ります!」と締めくくった。
日比野は昨年10月のタシケント・オープンでツアー初優勝。今年の1月の全豪オープンでグランドスラム初出場を果たした。日本勢女子では現在、世界ランク45位の
土居美咲に続く2番手に位置している。
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