3日まで行われていた男子テニスのマイアミ・オープン男子(アメリカ/ マイアミ、ハード、ATP1000)を区切りにクレーコートシーズンへ突入。マイアミ・オープン男子で準優勝を飾った世界ランク6位の
錦織圭の今季1番印象に残っている試合を、テニス365のツイッターでアンケート調査したところ、3月に行われた国別対抗戦デビスカップ ワールドグループ1回戦 日本対イギリスの
A・マレー(英国)とのエース対決が選ばれた。
【錦織の今年1番印象に残っている試合は?】回答数2,028票
・全豪OP4回戦
JW・ツォンガ(フランス) 13パーセント(263票)
・
デビスカップ英国戦 A・マレー 46パーセント(933票)・BNPパリバOP4回戦
J・イズナー(アメリカ) 5パーセント(102票)
・マイアミOP準々決勝
G・モンフィス(フランス) 36パーセント(730票)
ファンの印象に強く残ったデビスカップのマレー戦は、4時間54分に亘る激闘だった。
日本はこの時、大会2日目の時点で通算1勝2敗の崖っぷちに立たされており、最終日のシングルスに登場する錦織に勝敗がかかっていた。
BIG4であるマレーに対して第1・第2セットを落とした錦織。完全に追い込まれた状況の中、決して諦めることなくマレーに向かっていき、セットカウント2-2まで追いつく執念深さを見せた。
しかし、ファイナルセットのブレーク合戦でマレーにリードを許した錦織は、その後挽回することが出来ずに敗れ、同時に日本の敗退も決まった。
だが、錦織の国を背負う決死の追い上げはファンの中に強く刻まれ、今年のベスト試合として選ばれた。
第2位には、前週に行われたG・モンフィスとのマイアミ・オープン準々決勝がランクイン。この試合も、記憶に残る大逆転勝利だった。
錦織は今後、4月18日から開催されるバルセロナ・オープン・バンコ・サバデル(スペイン/ バルセロナ、クレー)に出場予定となっている。


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