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錦織4強「ほぼ諦めていた」

男子テニスのマイアミ・オープン男子(アメリカ/ マイアミ、ハード)は31日、シングルス準々決勝が行われ、マスターズ初優勝を狙う第6シードの錦織圭が第16シードのG・モンフィス(フランス)との死闘を4-6, 6-3, 7-6 (7-3)で制し、2年ぶりのベスト4進出を決めた。

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準々決勝、錦織は第1セットの第1ゲームで早くもモンフィスにブレークを許した。第4ゲームでブレークバックするも、続く第5ゲームで2度目のブレークを許して今大会初めてセットを落とした。

第2セットではモンフィスに1度もブレークチャンスを与えずに取り、セットカウント1-1に。その後のファイナルセットではどちらも譲らない激戦を繰り広げた。錦織は、モンフィスにマッチポイントを握られるが、集中力を切らさずにしのぎ、最後はタイブレークの末に錦織が勝利を手にした。試合時間は2時間29分。

試合後、錦織は「ほぼ諦めていた。特に最後の数ゲームは厳しかった。何を考えていたか、自分でも良く分からない。」と語り、無我の境地(ゾーン)に入った感覚の様子だった。

準決勝では、第24シードのN・キリオス(オーストラリア)と対戦する。キリオスは、同日の準々決勝で第12シードのM・ラオニチをストレートで下しての勝ち上がり。

両者は今回が2度目の対戦で、昨年の上海マスターズでは錦織が逆転で勝利した。

(STATS - AP)






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(2016年4月1日10時56分)

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