男子テニスのBNPパリバ・オープン男子(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード)は14日、シングルス3回戦が行われ、第2シードで世界ランク2位の
A・マレー(英国)が同53位の
F・デルボニス(アルゼンチン)に4-6, 6-4, 6-7 (3-7)のフルセットで敗れる波乱が起きた。
>>BNPパリバ・オープン対戦表<<2009年に準優勝を飾っているマレーは、この日サウスポーのデルボニスに屈し、2時間46分で3回戦敗退となった。
今シーズン、マレーは全豪オープンで5度目の決勝進出を果たすも
N・ジョコビッチ(セルビア)に敗れ大会初優勝を逃した。その後は国別対抗戦デビスカップ ワールドグループ1回戦 日本対イギリスでシングルス2勝・ダブルス1勝をあげて、イギリスの準々決勝進出に貢献。
これまでマレーはキャリア通算35勝を誇り、グランドスラムでは2012年の全米オープンと2013年のウィンブルドンで優勝している。
一方、デルボニスは2回戦で第32シードの
J・ソウサ(ポルトガル)、そして3回戦でBIG4のマレーを破る快進撃でベスト16進出決めた。4回戦では第13シードの
G・モンフィス(フランス)と
A・ラモス=ヴィノラス(スペイン)の勝者と対戦する。
25歳のデルボニスはこれまでツアー1大会でタイトルを獲得しており、世界ランキングの自己最高は2014年に記録した34位。また、当時世界ランク114位だったデルボニスは2013年のベット・アット・ホーム・オープンで
R・フェデラー(スイス)を破る大金星をあげていた。
今大会は日本勢から
錦織圭が第5シードで出場しており、大会6日目の15日に行われる3回戦で第30シードの
S・ジョンソン(アメリカ)と対戦する。
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