10日から開幕する男子テニスツアーのBNPパリバ・オープン男子(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード)は8日、シングルスの対戦表が発表され、第5シードの
錦織圭は初戦の2回戦で、世界ランク69位の
D・ムニョス-デラナバ(スペイン)と同90位の
M・ククシュキン(カザフスタン)の勝者と対戦する組合せとなった。今大会のシード選手は1回戦免除のため、錦織は2回戦からの登場。
ムニョス-デラナバは現在34歳のベテラン選手だが、今シーズンになって2月29日の世界ランキングで自己最高位を更新するなど、調子を上げている。錦織との対戦はこれまで1度もない。
一方、ククシュキンは錦織と過去に5度対戦し、錦織から見て5勝0敗。今シーズンでも既に2度対戦し、いずれも錦織がストレートで勝利している。ククシュキンは先日のデビスカップ ワールドグループ1回戦 セルビア対カザフスタンでは世界ランク1位の
N・ジョコビッチ(セルビア)とフルセットの死闘を繰り広げた。
上位シード勢が勝ち進んだ場合、錦織は3回戦で第30シードの
S・ジョンソン(アメリカ)、4回戦では第9シードの
J・イズナー(アメリカ)か第19シードの
B・ペール(フランス)と対戦する組合せ。
今大会は世界ランク3位の
R・フェデラー(スイス)が欠場を表明している。
その他のシード勢は第1シードがジョコビッチ、第2シードが
A・マレー(英国)、第3シードが
S・ワウリンカ(スイス)、第4シードが
R・ナダル(スペイン)、第5シードが錦織、第6シードが
T・ベルディヒ(チェコ共和国)、第7シードが
JW・ツォンガ(フランス)、第8シードが
R・ガスケ(フランス)となった。
昨年は決勝でジョコビッチがフェデラーを下し、2連覇を達成した。
錦織は、6日まで行われた国別対抗戦のデビスカップ ワールドグループ1回戦 日本対イギリスにエースとして出場。1勝2敗と崖っぷちで迎えた最終日のシングルスでは、マレーと4時間54分の激戦を繰り広げるも最後は押し切られ、日本の初戦突破とはならなかった。
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