男子テニスツアーのドバイ・デューティ・フリー・テニス選手権男子(アラブ首長国連邦/ドバイ、ハード)は26日、第2シードの
S・ワウリンカ(スイス)と
N・キリオス(オーストラリア)のシングルス準決勝が行われていたが、6-4, 3-0とワウリンカがリードしていた場面でキリオスが棄権を申し入れ、ワウリンカが決勝へ駒を進めた。
両者は今回が3度目の顔合わせで、過去の対戦成績は1勝1敗。直近では、昨年8月のロジャーズ・カップで対戦し、その時は第3セットでワウリンカが棄権を申し入れてキリオスが思わぬ形で勝利を手にしていた。
この時、試合中にキリオスがワウリンカに対して侮辱的な発言をし、ワウリンカが激怒。キリオスは男子プロテニス協会のATPから罰金が科された。
その後、両者が顔を合わすことはなかったが、昨年12月に行われたテニス国際大会「Coca-Cola INTERNATIONAL PREMIER TENNIS LEAGUE(コカ・コーラ インターナショナル・プレミア・テニス・リーグ)」(通称IPTL)で同じチームとなった。
決勝へ駒を進めたワウリンカは、優勝をかけて
M・バグダティス(キプロス)と対戦する。バグダティスは同日の準決勝で第6シードの
F・ロペス(スペイン)を下しての勝ち上がり。
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