女子テニスで世界ランク200位のクルム
伊達公子は21日に自身の公式ブログを更新し、16日に左膝半月板の内視鏡手術を終えたと報告した。
今年は全豪オープンの予選に出場するも予選1回戦で敗れ、シングルス8年連続の本戦出場を逃したクルム伊達。その後、1月28日に更新したブログでは長い間 悩まされていた膝の手術を決断したと明かしていた。
クルム伊達は全身麻酔で手術を受け、翌日には退院したと綴っている。
「今は自宅で過ごしています。痛みもほとんどなく松葉杖もほとんど必要ないほどまでに日に日に回復してきています。退院した日は、前もって準備していた車椅子で家の中を移動してました。」と車椅子に座る写真もアップされていた。
また、予定では半月板の縫合をするはずだったが、内視鏡で中を見てみると想像以上に悪く、左膝外側の軟骨がすり減っていることが判明。浮遊体が見つかったため、それを取り除き、ドクターの判断で半月板は縫合せしなかった。今回の手術は「膝の中のお掃除をして終えたことになります。」と綴っている。
さらにドクターからは「今のままではアスリートレベルでのカムバックは難しいと伝えられました。カムバックを目指すには再度、手術が必要。アスリートとしてだけでなく、それなりのスポーツを生涯することも難しいとのこと。まずはアスリートとして そして私の人生からスポーツをなしにすることはかなり辛い。」と現在の想いを告白している。
また「アスリート クルム伊達公子として 1人のスポーツが大好きな人間としてのクルム伊達公子の人生として 最良の選択が何なのかじっくり考え答えを出したいです。」とクルム伊達。
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