テニスのグランドスラムである全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード)は14日、女子シングルス予選1回戦が行われ、世界ランク182位の
クルム伊達公子(日本)は同165位の
A・ヘッセ(フランス)に2-6, 7-6 (7-3), 4-6のフルセットの末に敗れ、シングルス8年連続の本戦出場とはならなかった。
この試合、ファーストサービスが入った時のポイント獲得率が55パーセントにとどまり、3度のブレークを許して第1セットを落としてしまう。
第2セットに入ると試合の流れが変わり、両者2度のブレークからタイブレークに突入。このセットを取ったクルム伊達はファイナルセットでも先にブレーク成功。試合の主導権を掴んだかに思われたが、そこから2度のブレークを許して2時間9分で予選1回戦敗退となった。
クルム伊達はこれまで全豪オープンのシングルスに2009年から7年連続で出場していたが、今年の本戦出場は叶わなかった。
また、同日に行われた試合では、
日比万葉(日本)が世界ランク198位のJ・ボズラップ、
江口実沙(日本)が予選第1シードで同101位の
ワン・チャン(中国)、
穂積絵莉(日本)が予選第16シードで同128位の
J・グラスコ(イスラエル)にそれぞれ敗れ、予選1回戦敗退となった。予選を3試合勝ち抜くと、本戦への出場権を手にする。
日比野菜緒(日本)、
土居美咲(日本)、
奈良くるみ(日本)は本戦からの出場となる。
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