スペイン誌の「SPORT(スポルト)」によると、男子テニスで世界ランク1位の
N・ジョコビッチ(セルビア)は、2012年にブラジルのリオデジャネイロで行われたエキシビジョンマッチの出場料に対して、昨年起こした訴訟により主催者側から65万ドル(約7280万円)を受け取ったことが公になった。
ジョコビッチは元世界ランク1位の
G・クエルテン(ブラジル)とリオデジャネイロでエキシビションを行った。そのイベントの出場料として、主催者側はジョコビッチにおよそ110万ドル(約1億2320万円)を支払わなければならなかった。
ジョコビッチは45万ドル(約5040万円)を受け取ったが、それは当初約束した金額よりはるかに少ないものだった。
ジョコビッチの説明によると、出場料は3回に分けて支払われる予定だった。しかし、そのイベントは支払われる前に行われ、ジョコビッチは最終的に支払われるはずの一部しか受け取ってはいなかった。
元サッカー選手のセルビア人D・ペトコビッチも2014年にこの事案を明らかにしたあと、問題を解決するために裁判所へ出向いていた。ペトコビッチ曰く、彼は主催者とジョコビッチを対面させるきっかけをつくり、残額はジョコビッチへ支払われたと主張していた。
そのイベントから約3年半が経過した今、ジョコビッチは最終的に当初支払われるはずの全額を手にし「ハッピーエンド」を迎えた。
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