男子テニスで世界ランク7位の
錦織圭は、22日から行われるアビエルト・メキシコ・テルセル男子に出場する。その後、3月には国別対抗戦デビスカップとマスターズ大会で難しい決断を迫られる。
昨年4月に行われたデビスカップ ワールドグループ1回戦。代表メンバーに錦織をエースとして起用した日本は、カナダと対戦するも2勝3敗で敗れた。
その後、9月のワールドグループ入れ替え戦(プレーオフ)でコロンビアと対戦し、錦織は出場したシングルス2戦でいずれも勝利。最後のシングルス2に登場した
ダニエル太郎が
A・ファリャ(コロンビア)にストレートで勝利し、日本はワールドグループ残留を決めた。
今年は、3月4日~6日でワールドグループ1回戦が行われ、マレー率いる昨年優勝国のイギリスと対戦する。
しかし、錦織にとってはデビスカップに出場することによって厳しいスケジュールとなる。デビスカップの翌日である3月7日から20日でBNPパリバ・オープン男子、3月21日から4月3日でマイアミ・オープン男子と、マスターズ1000の大会が続けて行われる。
キャリア通算11勝を誇る錦織だが、未だマスターズではタイトル獲得まで至っていない。今年の目標にも掲げているマスターズ優勝を狙う錦織にとって、重要な1カ月となる。
2月22日からアカプルコで行われるATP500のアビエルト・メキシコ・テルセル男子に出場する錦織。昨年は決勝で
D・フェレール(スペイン)に敗れるも準優勝を果たした。デビスカップに出場することで連戦となるため、疲労と共にパフォーマンスにも影響が出てくるだろう。
【錦織圭独占インタビュー デビスカップ出場か、自身の目標か】
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