- 国内最大の総合テニス専門サイト テニス365 - 錦織圭、フェデラー、ナダル、ジョコビッチなどテニスニュース満載。全豪オープン、ウィンブルドン、全仏オープン、全米オープンなどテニス大会特集も!

- 国内最大の総合テニス専門サイト -

HOMEニュースTOP今日のニュース(一覧)今日のニュース(詳細)

八百長 全豪終盤で注目低迷?

テニスのグランドスラムである全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード)は、大会初日に公にされた八百長に関する疑惑のレポートが、その後も大会に大きな影を落とし続けている。

>>全豪オープン対戦表<<

大会初日の第1試合が始まる数時間前に、BBCとバズフィード・ニュースが、グランドスラム優勝者を含むトップ50にいた16名の選手に対して、異常な賭けが行われた疑いのため、テニス関係機関が注意を与えた試合に関与していたとするレポートを公にしていた。

レポートには、調査員がその選手に対して何も調査を行わなかったとも語られていた。その選手の中には現在行われている全豪オープンに出場している選手もいるとのこと。

それはすぐにニュースとなり、世界中の注目を集める引き金となった。そして、テニス関係機関の上層部がその疑惑を否定する緊急会合を設ける事態となっていた。

八百長の疑いはその後も長く尾を引いていたが、大会が終盤へと近付くにつれて、世間の注目は徐々に大会で行われている試合へと戻っていった。

全豪オープン運営委員会のC・タイリー委員長は「確かに八百長疑惑は多くの見出しとして取り扱われてはいたが、大会運営委員会である我々はテニス界全体の反応に喜びも感じていた。それは疑いもないものだし、一致団結している証拠でもある。」

シーズンの始めでもあり、オーストラリアと言うこともあって、この大会は通常リラックスした雰囲気を持ち、選手からはその雰囲気と手厚いもてなしから「ハッピー・スラム」とも呼ばれていた。

タイリー委員長は、観客の動員数も増え、視聴率から見ても大会が八百長疑惑のレポートによって妨げられてはいないということを証明していると語っていた。

「最も説得力のある答えは、その数字が物語っている。」とタイリー委員長。「観客動員数も記録を更新する見込みで、その他色々な現場での数字を見てもとても納得できるものとなっている。」

主要なテニス関係者は、全豪オープン初日に公にされたレポートに対する新たな証拠などは出てきていないと語っている。N・ジョコビッチ(セルビア)A・マレー(英国)R・フェデラー(スイス)R・ナダル(スペイン)らを含むトップ選手達は、誰もがその初戦を終えた記者会見の席で八百長疑惑に関しての質問を浴びせられていた。

誰もがトップレベルにおいては全く問題はないとしていたが、もしこの問題が重大なものだとしたら、テニス界は迅速な対応が必要だという意見に賛同していた。

大会も2週目に入り最初の波が終息へ向かおうとしていた時に第2の波が沸き起こった。それはニューヨーク・タイムズ紙が、今大会で行われたミックスダブルスの試合の1つに八百長の疑いがかけられたと報じたことがきっかけだった。

男子プロテニス協会のC・カーモード会長は「全豪オープンにとって、とても辛い状況となっているのは疑いもない。正統性や世間からの信頼を取り戻すことに取り組まなければならない。我々は隠すことなど何もない。」と、テニス腐敗防止委員会が独自の調査をすると発表した時に語っていた。

テニス腐敗防止委員会の幹部でありウィンブルドン運営委員会のP・ブルック委員長は、新しい証拠は何も出てきてはいないとしながら、そのレポートは大会の環境を変えてしまったと認識しているとコメントしていた。

28日に行われた男子シングルス準決勝でジョコビッチに敗退したフェデラーは、大会初戦後のインタビューで、もしこの八百長への疑惑が本当であれば、とてつもなく重大なことだと表していた。

「それは一体誰なのか、何なのか。簡単に広められていた。誰なのか名前を知りたい。少なくともしっかりとした確証もね。それは選手なのか、サポートチームなのか、誰だったのか、それはいつのことだったのか。ダブルス選手なのかシングルス選手なのか。どの大会なのか。あちこちで噂されている。単なる憶測だけの物事に対して答えるなんてナンセンスさ。」と、数日前に語っていた。

24日にニューヨーク・タイムズ紙は、選手の個人名をあげていた。報道によると、全豪オープンで行われたミックスダブルスの試合に予期せぬ賭け金が投じられたことで、その試合が始まる数時間前に、試合への賭けは無効とする処置がとられていた。

その試合に関わった全ての選手は全員、八百長疑惑に対して否定していた。勝ったチームは、テニス腐敗防止委員会からインタビューを受けたことを認めていた。

同じ日、元トップ200にいた27歳の選手が、2013年に出場したツアー下部大会のフューチャーズ大会で八百長に関与したとする容疑に関する裁判が、シドニーの裁判所で行われた。

N・リンダール(オーストラリア)は当時、友人に試合で八百長をすると伝えていた。そしてリンダールは「なぜなら、自分のベストの状態ではない時は、テニス選手はそうするものだ。」とも語っていたという。リンダールは再び4月に裁判所へ出頭する。

テニス関係者は、少なくとも68の賭けが試合へ行われていることを認識している。毎年世界各地で何千という試合が行われており、1人の選手の八百長で結果が左右されるため、不法な賭けの対象となってしまっているのかもしれない。

厳しい監視がなされているグランドスラムでさえ、選手が最善を尽くさなかったプレーをしたとして、主審や大会主催者から罰金などの処分を下されるケースが見られる。

2008年に八百長を防止するために設立されたテニス腐敗防止委員会が新たに行う独自の調査には、締め切りや資金などは特に定めることはないが、その調査の結果は公にされることが決まっている。

(STATS - AP)

>>WOWOWで全豪オープン実況中!吉崎仁康氏による現地レポート<<






■関連ニュース■ 

・八百長 レジェンド「資金必要」
・八百長で実名、本人達は否定
・ジョコらが思う八百長とは
(2016年1月29日16時10分)

その他のニュース

1月21日

【速報中】ジョコビッチvsアルカラス (19時17分)

女王 全豪OP3連覇まであと2勝 (19時04分)

園部八奏 快勝で全豪Jr16強 (18時48分)

上地結衣 日本勢対決制し初戦突破 (16時27分)

ズベレフ 熱戦制し全豪OP4強 (15時44分)

世界3位撃破し四大大会初の4強 (14時59分)

【1ポイント速報】ズべレフvsポール (14時00分)

小田凱人 快勝で全豪OP初戦突破 (13時59分)

小田凱人 上地結衣 全豪OPへ (13時16分)

【1ポイント速報】小田凱人vsパーカー (12時30分)

加藤未唯組 全豪OP準々決勝で敗退 (11時23分)

1月20日

全豪OP女子 前年女王ら8強決定 (22時46分)

全豪OP男子 シナーら8強出揃う (22時13分)

モンフィス 健闘も無念の途中棄権 (18時23分)

19歳新星 快進撃ストップ (17時08分)

シナー ハプニング続出も8強 (15時43分)

【1ポイント速報】シナーvsルーネ (14時44分)

侵攻開始から3年、露選手に負けなし (14時17分)

ジョコに謝罪「冗談のつもりだった」 (10時03分)

ダブルス名手が引退「心から感謝」 (8時50分)

沢代榎音ら 全豪Jr初戦突破 (7時19分)

ジョコ 怒りの抗議、インタビュー拒否 (6時08分)

1月19日

ズべ 今大会初めてセット失うも8強 (21時44分)

ジョコ15度目の8強 次戦はアルカラス (19時57分)

【1ポイント速報】ジョコビッチら 全豪OP4回戦 (17時13分)

錦織撃破の世界11位 全豪OP8強 (16時34分)

アルカラス 相手棄権で全豪OP8強 (15時46分)

柴原瑛菜組 ストレート負けで16強逃す (14時54分)

加藤未唯組 逆転勝ちで全豪OP8強 (13時56分)

全豪OP3連覇へ あと3勝 (12時29分)

富澤直人と辻岡史帆 全豪Jr初戦突破 (10時44分)

錦織圭&大坂なおみ ツーショット公開 (9時37分)

夫婦で同日に世界4位撃破 (8時37分)

カメラ破壊の世界5位に高額罰金 (7時32分)

1月18日

加藤未唯組 逆転勝ちで16強 (21時51分)

ラッキールーザーから全豪OP16強 (21時39分)

シナー 快勝で4度目の全豪OP16強 (20時30分)

ナダル以来の快挙 19歳で全豪OP16強 (19時21分)

モンフィス 世界4位撃破 全豪OP16強 (17時24分)

“また”フルセットで勝利「大好き」 (14時30分)

全豪OP 早期敗退相次ぐ“中堅世代” (13時48分)

20歳新鋭が四大大会初16強 (11時53分)

2年ぶり16強、失ゲーム1の完勝劇 (10時59分)

【1ポイント速報】シフィオンテクvsラドゥカヌ (9時32分)

アシックス 豪華テニスサミット開催 (8時24分)

全試合フルセット勝利“マラソンマン”が16強 (8時06分)

【動画】シナーがスーパープレーでブレークポイントをセーブ! (0時00分)

【動画】ジョコビッチ 怒りの抗議、インタビュー拒否 (0時00分)

←ニューストップへ
←前のページに戻る
ウインザーラケットショップ

>>動画をもっと見る<<




テニスの総合ポータルサイトテニス365
テニスのことならテニス365へ。テニスの総合ポータルサイトテニス365はテニス用品の通販やテニスニュースからテニスコート、テニススクールなどのテニス施設を探す方まで、便利なテニスの総合ポータルサイト、テニス情報の検索サイトです。プレイスタイルやテニス歴など、テニス用品を様々な角度から探すこともできます。テニスの総合ポータルサイトをお探しなら、テニスニュースやテニス施設の情報が豊富なテニスの総合ポータルサイトのテニス365をお使いください。テニスの総合ポータルサイトのテニス365であなたのテニスをもっと楽しく!