テニスのグランドスラムである全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード)は28日、男子シングルス準決勝が行われ、第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)が第3シードの
R・フェデラー(スイス)とのBIG4対決を6-1, 6-2, 3-6, 6-3で制し、2年連続6度目の決勝進出を果たした。
>>全豪オープン対戦表<<ジョコビッチとフェデラーは今回が45度目の対戦で、対戦成績は23勝22敗とジョコビッチが勝ち越した。
この試合、ジョコビッチは第1セットからフェデラーを圧倒し、1度もブレークチャンスを与えない試合を展開。第3セットを落としたものの、第4セットでは更にギアを上げ、2時間19分で勝利した。
決勝では、第2シードの
A・マレー(英国)と第13シードのM・ラオニチの勝者と対戦する。
マレーとラオニチは今回が7度目の対戦で、過去は3勝3敗のイーブン。直近の対戦は昨年のマドリッド・マスターズ準々決勝で対戦しており、その時はマレーが勝利している。
マレーは2012年の全米オープンと2013年のウィンブルドンでタイトルを獲得。過去の全豪オープンでは4度決勝へ進むも、タイトル獲得に至っていない。昨年は決勝でジョコビッチに敗れ、準優勝に終わった。
一方、ラオニチは今季開幕戦のブリスベン国際男子決勝でフェデラーを破って優勝し、勢いをつけて今大会へ臨んでいる。また、全豪オープンからは元世界ランク1位の
C・モヤ(スペイン)を新コーチに招いた。
今大会は、1回戦で
L・プイユ(フランス)、2回戦で
T・ロブレド(スペイン)、3回戦で第21シードの
V・トロイキ(セルビア)、4回戦で第4シードの
S・ワウリンカ(スイス)、準々決勝で第23シードの
G・モンフィス(フランス)を下しての勝ち上がり。
>>WOWOWで全豪オープン実況中!吉崎仁康氏による現地レポート<<
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