男子テニスの最終戦Nitto ATPファイナルズ(イタリア/トリノ、室内ハード)は15日、シングルス準決勝が行われ、第2シードの
J・シナー(イタリア)が第7シードの
A・デ ミノー(オーストラリア)を7-5, 6-2のストレートで下し、3年連続3度目の決勝進出を果たすとともに、大会2連覇に王手をかけた。
>>【動画】「神様モード」に突入したシナーのプレー!相手は為す術なし!<<>>【組合せ・賞金一覧】アルカラス、シナーら Nitto ATPファイナルズ<<>>錦織 圭 復帰戦 1ポイント速報<<>>綿貫 陽介vsイメル 決勝 1ポイント速報<<>>テニス365 運営メンバー募集中!<<同大会は今季の獲得ポイント上位8選手のみが出場できるシーズン最後の大会。4選手ずつ2グループに分かれ予選ラウンドロビン形式で争い、各グループ上位2名が準決勝に進出する。
24歳で世界ランク2位のシナーが同大会に出場するのは3年連続4度目。昨年大会では全勝優勝を成し遂げている。
2連覇を狙う今大会は予選ラウンドロビンの第1戦で第8シードの
F・オジェ アリアシム(カナダ)、第2戦で第3シードの
A・ズベレフ(ドイツ)、第3戦で第5シードの
B・シェルトン(アメリカ)を下し、3戦全勝で4強入りした。
26歳で世界ランク7位のデ ミノーとの顔合わせとなった準決勝、シナーはファーストサービス時に84パーセントの確率でポイントを獲得し相手に1度もブレークを与えず、リターンゲームでは3度のブレークに成功。試合を通じて29本のウィナーを記録し、1時間52分で決勝に駒を進めた。
この試合、シナーは特に第2セットで圧巻のプレーを披露。デ ミノーの好プレーを凌駕してポイントを重ねるその姿を、男子プロテニス協会のATPが運営するTennis TVは公式Xで「神様モード(God Mode)」と称した。
ATPは公式サイトにシナーのコメントを掲載している。
「まず第一にとても嬉しい」
「少しアグレッシブに攻めようとしたことがうまくいった。でも厳しい試合だった。3年連続で決勝に進出できたことは、僕にとって大きな意味がある。(この大会は)テニスをするには最高の雰囲気で、この素晴らしいシーズンを締めくくるには最高の場所だ。明日(決勝)は楽しんで、最高の結果が出るようにベストを尽くす」
勝利したシナーは大会2連覇をかけ、決勝で第1シードの
C・アルカラス(スペイン)と第8シードのオジェ アリアシムの勝者と対戦する。
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