男子テニスのロレックス・パリ・マスターズ(フランス/パリ、室内ハード、ATP1000)は10月31日、シングルス準々決勝が行われ、第13シードの
A・ブブリク(カザフスタン)が第6シードの
A・デ ミノー(オーストラリア)を6-7 (5-7), 6-4, 7-5の逆転で破り、ATPマスターズ1000の大会で初のベスト4進出を果たした。
>>【動画】ブブリク 世界6位撃破しマスターズ初の4強!喜び爆発で勝利の雄叫び!<<>>テニス365 運営メンバー募集中!<<28歳で世界ランク16位のブブリクが同大会に出場するのは6年連続6度目。最高成績は2023年のベスト16となっていた。
今大会は1回戦で世界ランク47位の
A・ポピリン(オーストラリア)、2回戦で同32位の
C・ムーテ(フランス)、3回戦で第4シードの
T・フリッツ(アメリカ)を下し8強入りした。
26歳で世界ランク6位のデ ミノーとの顔合わせとなった準々決勝、ブブリクはタイブレークの末に第1セットを落とすも、第2セットでは序盤の第3ゲームでブレークを奪い1セットオールに追いつく。
迎えたファイナルセット、ブブリクはファーストサービス時に91パーセントの確率でポイントを獲得し相手に1度もブレークポイントを与えず、リターンゲームでは終盤の第11ゲームで値千金のブレークに成功し、2時間22分の激闘を制した。
ブブリクがATPマスターズ1000の大会で4強入りするのは今回が初。
また、ブブリクは今大会で6月の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)に続き、1つの大会で2人の世界ランキングトップ10の選手を撃破。
1990年にATPツアーが創設されて以降、2014年の
錦織圭以来、アジア勢として11年ぶり2人目となる、同一シーズンで四大大会とATPマスターズ1000の大会で複数人のトップ10プレーヤーを撃破した選手となった。
勝利したブブリクは準決勝で第9シードの
F・オジェ アリアシム(カナダ)と対戦する。オジェアリアシムは準々決勝でワイルドカード(主催者推薦)で出場した世界ランク40位の
V・バチェロット(モナコ)を下しての勝ち上がり。
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