テニスのグランドスラムである全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード)は22日、男子シングルス3回戦が行われ、第7シードの
錦織圭が第26シードでベテランの
G・ガルシア=ロペス(スペイン)に苦戦するも7-5, 2-6, 6-3, 6-4で勝利し、5年連続のベスト16進出を果たした。
>>全豪オープン対戦表<<この試合、第1セットは両者サービスキープが続く中、ガルシア=ロペスに強力なストロークで攻め込まれ第7ゲームでブレークを許した錦織。しかし、第10ゲームでブレークバックに成功してピンチをしのぐと、その後は2ゲーム連取でこのセットを先取する。
第1セット終了後、錦織はトレーナーを呼び、右手首の治療を受ける場面も見られた。
続く第2セット、錦織は第1ゲームで早くもブレークを許す展開に。治療を受けた右手首が気になるのか凡ミスが目立ち、ガルシア=ロペスに2度のブレークを許して今大会で初めてセットを落とした。
その後、第3セットから気持ちを切り替えギアを上げてきた錦織がこのセットを取ると完全にペースを掴み、第4セットではガルシア=ロペスを圧倒して勝利を手にした。
4回戦では、第9シードの
JW・ツォンガ(フランス)と
PH・エルベール(フランス)(フランス)の勝者と対戦する。ツォンガとは過去に6度顔を合わせており、対戦成績は錦織から4勝2敗。直近では、昨年の全仏オープン準々決勝で、その時は錦織が2セットダウンから巻き返すもフルセットで敗れた。
一方、敗れた世界ランク27位のガルシア=ロペスは、これまでキャリア通算5勝をあげており、現在32歳のベテラン選手。昨年の全豪オープンでは、大会最高成績の4回戦進出を果たした。
>>WOWOWで全豪オープン実況中!吉崎仁康氏による現地レポート<<
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