テニスのグランドスラムである全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード)は大会初日の18日、女子シングルス1回戦が行われ、第1シードの女王
S・ウィリアムズ(アメリカ)が世界ランク35位の
C・ジョルジ(イタリア)を6-4, 7-5のストレートで下して2回戦進出を決め、2連覇と大会7度目の優勝に向けて好発進した。
この試合、ファーストサービスが入った時に86パーセントの高い確率でポイントを獲得したセリーナはジョルジに1度ブレークを許すも、自身は3度のブレークに成功して1時間35分で2回戦進出を果たした。
セリーナはジョルジとの対戦成績を3勝0敗とした。
2回戦では世界ランク81位のJ・オスタペンコと同90位の
シェ・シュウェイ(台湾)の勝者と対戦する。
今大会はセリーナにとって昨年の全米オープン以来の公式戦。全米オープンでは1年に四大大会全てを制する年間グランドスラムをかけて臨むも、準決勝で当時世界ランク43位の
R・ビンチ(イタリア)にまさかの敗戦を喫し、偉業達成を逃していた。
現在34歳のセリーナは今大会で優勝すると、自身が昨年に作った同大会の最年長優勝記録を更新することになる。昨年は決勝で第2シードの
M・シャラポワ(ロシア)をストレートで下しての優勝だった。
また、同日行われた男子シングルスでは第7シードの
錦織圭(日本)が世界ランク34位の
P・コールシュライバー(ドイツ)を6-4, 6-3, 6-3のストレートで破り、2回戦進出を決めている。
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