18日から開幕するテニスのグランドスラムである全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード)は15日、男子シングルス対戦表が発表され、第7シードの
錦織圭は1回戦で世界ランク34位の
P・コールシュライバー(ドイツ)と対戦することが決まった。両者は今回が初の対戦となる。
上位シード勢が順当に勝ち上がった場合、4回戦で第9シードの
JW・ツォンガ(フランス)、準々決勝で第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)と対戦する可能性がある。
過去の全豪オープンで、錦織が初めて8強入りを果たしたのは2012年。その時は4回戦でツォンガをフルセットの末に下して準々決勝へ進出し、その後
A・マレー(英国)にストレートで敗れて4強入りとはならなかった。昨年は4回戦で
D・フェレール(スペイン)を下し、大会2度目のベスト8進出を果たした。
昨シーズン、錦織はツアー大会で3勝をあげ、3月には自己最高位となる世界ランク4位を記録。2年連続の出場となったATPワールド・ツアーファイナルで、
R・フェデラー(スイス)との対戦で敗れはしたものの錦織らしさを見せる試合で幕を閉じ、2014年同様で自己最多タイとなる54勝で終えた。
2016年、シーズン開幕戦となったブリスベン国際には第2シードで出場。準々決勝で
B・トミック(オーストラリア)と対戦するもフルセットの末に敗れて4年連続のベスト4進出とはならなかった。今季最初の四大大会となる全豪オープンでの活躍に期待がかかる。
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