男子テニスツアーの最終戦であるATPワールド・ツアーファイナル(イギリス/ロンドン、ハード)は22日、ダブルス決勝戦が行われ、第2シードの
JJ・ロジェール(アンティル)/
H・テカウ(ルーマニア)組が第8シードの
R・ボパンナ(インド)/
F・メルゲア(ルーマニア)(ルーマニア)組を6-4, 6-3のストレートで下し、大会初のタイトルを獲得した。
>>ツアーファイナル組合せ表<<決勝戦、ロジェール/ テカウ組は試合を通してファーストサービス時に74パーセント、セカンドサービス時に76パーセントの確率でポイントを獲得し、ボパンナ/メルゲア組に1度もブレークを許さなかった。そして3度のブレークに成功し、1時間で優勝カップを手にした。
両ペアは今回が4度目の対戦で、ロジェール/ テカウ組の4戦全勝となった。ウィンブルドン準決勝では4-6, 6-2, 6-3, 4-6, 13-11の大熱戦を繰り広げた。その後の決勝では
J・マレー(英国)/
J・ピアース(オーストラリア)組を破り、初のグランドスラムのタイトルを獲得した。
ロジェール/ テカウ組はグループ・フレミング/ マッケンローを3戦全勝で予選突破。準決勝では昨年優勝を飾った第1シードの
B・ブライアン(アメリカ)/
M・ブライアン(アメリカ)組を破り、決勝進出を決めていた。また、今大会では1セットも落とさずの優勝となった。
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