男子テニスツアーの最終戦であるATPワールド・ツアーファイナル(イギリス/ロンドン、ハード)は22日、シングルス決勝戦が行われ、第3シードの
R・フェデラー(スイス)は第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)に3-6, 4-6のストレートで敗れ、史上最多更新となる大会7度目の優勝を逃した。
>>ツアーファイナル組合せ表<<決勝戦、フェデラーは鉄壁のディフェンスが持ち味のジョコビッチに屈し、ミスを重ねてしまった。そして試合を通して3度のブレークを許してしまい、1時間20分で敗れた。最後はフェデラーのダブルフォルトだった。
両者はグループ・スタン スミスの予選ラウンドロビンでも対戦し、その時はフェデラーがストレートで勝利し、ジョコビッチの連勝記録を23でストップさせていた。
また、昨年のツアーファイナル決勝でも両者は対戦する予定だったが、フェデラーが試合前に棄権してジョコビッチの優勝となっていた。
表彰式で「負けは悔しいけど、昨年を考えると大したことではない。」とコメントした。
続けて「チームのおかげで活躍出来ている。皆さん、来年もお会いしましょう。」と2016年シーズンに向けても語った。
今回でフェデラーは対ジョコビッチ戦を22勝22敗のタイとした。
過去のツアーファイナルでは2003・2004・2006・2007・2010・2011年に優勝を飾っている。
今年はツアー6勝、グランドスラムではウィンブルドンと全米オープンで決勝へ進出するも、いずれもジョコビッチに敗れ準優勝に終わった。
(コメントはGAORAから抜粋)
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