国内テニスツアーの橋本総業全日本テニス選手権(東京/有明コロシアム、ハード、賞金総額2,846万円)は8日、男子シングルス決勝が行われ、第1シードの
添田豪(日本)は第2シードの
内山靖崇(日本)に6-7 (6-8), 4-6のストレートで敗れ、惜しくも6年ぶり3度目の優勝とはならなかった。
>>全日本テニス選手権 対戦表<<試合後のセレモニーで添田は「こんなに沢山の皆さんの前でプレー出来て幸せでした。ありがとうございます。」とコメント。
決勝戦、第1セットのタイブレークでセットポイントを握った添田だったが、内山に挽回された。第2セットではブレークバックするも第9・第10ゲームを連取され、準優勝に終わった。
「一言で悔しいです。セットポイントを何本取れなかったんだろうと考えてしまうけど、最後までいいプレーをしていた内山選手おめでとうございます。」と優勝を内山を称えた。
6年ぶりの出場については「今31歳になって、もう一度全日本に出ることで、また情熱を取り戻した気がします。」と添田。
「この大会は素晴らしい。あと何回チャレンジ出来るかわからないけど、出来る限り優勝目指して頑張っていきたいと思います。」
また、試合後の会見では「自分らしいプレーが出来た。もちろん悔しいですが、どちらかと言うとやり切った清々しい感じです。」と語った。
会見時の添田豪
続けて「出るか出ないか迷った。出るからには、この決断は正しいものにしようと考えていた。出て、正解だった。」
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