男子テニスツアーのBNPパリバ・マスターズ(フランス/パリ、ハード)は4日、シングルス2回戦が行われ、第7シードの
R・ナダル(スペイン)が予選勝ち上がりの
L・ロソル(チェコ共和国)を6-2, 6-2のストレートで下し、順当に3回戦へ駒を進めた。
>>パリ・マスターズ対戦表<<両者は今回が5度目の対戦で、ナダルはロソルとの対戦成績を4勝1敗とした。両者は先週のスイス・インドアでも対戦しており、その時はナダルが2時間16分で逆転勝利をおさめた。
今回ナダルはファーストサービスが入った時に92パーセントと高い確率でポイントを獲得し、ロソルのサービスゲームを各セット2度ずつブレークに成功して1時間1分のストレートで勝利を決めた。
3回戦では第11シードの
K・アンダーソン(南アフリカ)と対戦する。
過去同大会でナダルは2007年に準優勝しているが、未だタイトルは獲得していない。昨年は虫垂炎の手術のために欠場していた。
今季はグランドスラムとマスターズ大会で無冠と苦しい状況が続くも、10月に準優勝を飾ったチャイナ・オープンから復活の兆しを見せている。その後は上海マスターズでベスト4、スイス・インドアでは決勝で
R・フェデラー(スイス)に敗れるも、準優勝。
今回は大会初、さらに今季初のマスターズでのタイトル獲得を向け前進した。
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