男子テニスツアーのスイス・インドア(スイス/バーゼル、ハード)は1日、シングルス決勝が行われ、第3シードの
R・ナダル(スペイン)は第1シードの
R・フェデラー(スイス)に3-6, 7-5, 3-6のフルセットで敗れるも準優勝を飾った。
フェデラーとは昨年の全豪オープン以来の対戦で、決勝戦では2013年5月以来の顔合わせとなった。そして、ナダルはこれまでの対フェデラー戦で5連勝中だった。
ナダルは「負けはしたものの、あとちょっとで勝つことが出来た。」と悔しさを表していた。これでフェデラーとの通算対戦成績を23勝11敗とした。
第1セットを奪われたナダルは、第2セットの序盤でトレーナーを要求。
R・ガスケ(フランス)との準決勝の途中でもトレーナーを要求し、右膝にテーピングを施してからの勝利だった。この日も同じ右膝にテーピングをして試合を戦い抜いた。
決勝戦で敗れはしたが、ナダルは今大会で
G・ディミトロフ(ブルガリア)、
M・チリッチ(クロアチア)、ガスケら強豪を破ってフェデラーとの決勝戦へ勝ち進み、その勝ち上がりには満足していた。
「とても良いニュースになったと思う。世界で最もタフな選手の1人との対戦で、とても高い競争心を持って戦えた。加えて、それが自分が苦手とするサーフェスで出来たんだ。」と復活への手応えを感じていた。
(STATS - AP)
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