男子テニスツアーのスイス・インドア(スイス/バーゼル、ハード)は30日、シングルス準々決勝が行われ、第1シードの
R・フェデラー(スイス)が第8シードの
D・ゴファン(ベルギー)を6-3, 3-6, 6-1のフルセットで下し、連覇へ向けてベスト4入りを決めた。
昨年の決勝戦と同カードとなった今回の準々決勝、昨年はゴファンに4ゲームしか与えず完勝だったフェデラー。今年は第2セットで自身のサービスゲームを2連続でブレークされるなど、中盤での不安定なプレーが影響してフルセットに持ち込まれる苦しい展開を強いられた。
しかし地元ファンの心配は途端に払拭された。23時を回って始まったファイナルセットでは、序盤から試合の主導権を握ったフェデラーがゲームカウント4-1とリードすると、続く2ゲームも奪ってゴファンを圧倒。1時間37分で試合に終止符を打った。
今大会7度目の優勝を狙うフェデラーは、31日に行われる準決勝で世界ランク29位の
J・ソック(アメリカ)と顔を合わせる。
ノーシードから勝ち上がってきたソックはこの日、
D・ヤング(アメリカ)との同胞対決を5-7, 6-4, 6-2の逆転で制した。ソックは今大会、1回戦で
D・クドラ(アメリカ)と、2回戦で第6シードの
J・イズナー(アメリカ)と対戦しており、3試合連続で同じアメリカ人との対戦だった。
(STATS - AP)
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