男子テニスツアーのスイス・インドア(スイス/バーゼル、ハード)は28日、シングルス1回戦が行われ、世界ランク10位で第4シードの
K・アンダーソン(南アフリカ)が18歳の
B・チョリッチ(クロアチア)を6-3, 6-2のストレートで一蹴し、2回戦進出を決めた。
両者は今回が2度目の対戦となり、アンダーソンはチョリッチとの対戦成績を2勝0敗とした。
この試合、ビッグサーバーのアンダーソンは14本のサービスエースを決め、ファーストサービスが入った30本全てをポイントに繋げる完璧なサービスゲームを展開。自身は3度のブレークに成功して1時間で勝利を決めた。
2回戦では
D・ヤング(アメリカ)と対戦する。
現在29歳のアンダーソンはキャリア通算3勝を誇り、今季は8月のウィンストン・セーラム・オープンで1勝をあげている。今年の全米オープンでは4回戦で
A・マレー(英国)を撃破して四大大会初のベスト8進出。今月12日に発表された世界ランキングでは、自己最高位となる10位を記録して念願のトップ10入りを果たした。
さらに、先日の上海マスターズでは3回戦で
錦織圭(日本)と対戦し、ストレートで下してベスト8進出を決めた。
一方、敗れたチョリッチは、昨年同大会の準々決勝で
R・ナダル(スペイン)を破ってベスト4進出を果たしていたが、今回は2回戦で姿を消すこととなった。
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