男子テニスツアーのスイス・インドア(スイス/バーゼル、ハード)は28日、シングルス2回戦が行われ、第3シードの
R・ナダル(スペイン)が
G・ディミトロフ(ブルガリア)を6-4, 4-6, 6-3のフルセットで下し、2年連続ベスト8進出を決めた。
>>スイス・インドア対戦表<<両者は今回が7度目の対戦となり、ナダルはディミトロフとの対戦成績を7勝0敗とした。
この試合、第1セットでディミトロフにファーストサービスが入った時に90パーセントと高い確率でポイントを取られたナダルだが、2度のブレークチャンスを全て活かしてこのセットを先取する。
その後第2セットを落としたナダルだが、ファイナルセットでディミトロフに1度ブレークされるも、それを上回る2度のブレークに成功して2時間12分でフルセット戦を制した。
準々決勝では、第7シードの
M・チリッチ(クロアチア)と
T・ガバシュビリ(ロシア)の勝者と対戦する。
ナダルは昨年同大会の準々決勝で
B・チョリッチ(クロアチア)に敗れ、ベスト4進出を逃していた。今回は1回戦で
L・ロソル(チェコ共和国)に大苦戦するも勝利し、ディミトロフを下して8強入りを果たした。
一方、敗れたディミトロフは、過去同大会で2012年から2014年まで3年連続でベスト8進出していたが、4年連続の準々決勝進出とはならなかった。
ディミトロフはこれまで6度、ナダルと対戦してきたが勝利をあげたことがなく、今回は7度目の挑戦となったがまたも敗れることとなった。
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