男子テニスツアーのスイス・インドア(スイス/バーゼル、ハード)は28日、シングルス1回戦が行われ、第2シードの
S・ワウリンカ(スイス)がビッグサーバーの
I・カルロビッチ(クロアチア)に6-3, 6-7 (2-7), 4-6の逆転で敗れ、4年連続の初戦敗退を喫した。
>>スイス・インドア対戦表<<両者は今回が7度目の対戦となり、ワウリンカとカルロビッチの対戦成績は5勝2敗となった。
この試合、ワウリンカはカルロビッチに21本のサービスエースを決められた。第1セットで1度ブレークに成功して先取したワウリンカは、第2セットをタイブレークの末に落とす。
勝敗のかかる第3セットでは、サービスの調子を上げてきたカルロビッチのサービスゲームを崩すことが出来ず、1度ブレークを許して1時間48分で敗れることとなった。
世界ランク4位のワウリンカは、先日の楽天ジャパン・オープン決勝で
B・ペール(フランス)を下し、今季4勝目をあげた。その後の上海マスターズは、
M・チリッチ(クロアチア)らに勝利するも
R・ナダル(スペイン)に敗れてベスト4進出を逃した。
過去同大会では2011年に4強入りを果たしているが、その後3年連続で初戦敗退を喫しており、今回は4年連続の初戦敗退となった。
今後ワウリンカは、来月行われるパリ・マスターズに出場する予定で、その後は15日から開幕のATPワールドツアー・ファイナルに出場する。
一方、勝利したカルロビッチは、2回戦で予選勝ち上がりの
D・ラヨビッチ(セルビア)と対戦する。
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