男子テニスツアーのスイス・インドア(スイス/バーゼル、ハード)は27日、シングルス1回戦で、
M・ククシュキン(カザフスタン)を6-1, 6-2のストレートで下した7度目の優勝を狙う第1シードの
R・フェデラー(スイス)が、第2セットの第2ゲームで観客を沸かすパフォーマンスを魅せた。
>>スイス・インドア対戦表<<フェデラーの放ったファーストサービスがレットの判定となり、ククシュキンはフェデラーの正面に緩くボールを返球。そのボールをフェデラーはラケットで軽々キャッチした。
これを見た観客から歓声と共に拍手が起きた。
フェデラーはその後、強烈なファーストサービスを入れてククシュキンはリターンをネットにかけた。また、第2セットではククシュキンに1度もブレークチャンスを与えず快勝で初戦突破を果たした。
2回戦では
P・コールシュライバー(ドイツ)と対戦。両者は過去10度対戦しており、対戦成績はフェデラーが10戦全勝としているが、今年の6月に行われたゲリー・ウェバー・オープン1回戦では7-6 (10-8), 3-6, 7-6 (7-5)の苦戦を強いられている。
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