22日から25日にかけて行われる全日本大学対抗テニス王座決定試合(東京/有明テニスの森公園、ハード)は24日、男子準決勝が行われ、第2シードの慶應義塾大学は第3シードの関西大学に7-2で勝利した。この結果、決勝では3年連続の早慶対決が実現となった。
>>大学王座 対戦表<<慶應義塾大は、ダブルス2勝1敗とリードでシングルスに繋げると、高田航輝が快勝で慶應に良い流れをつくる。その後、シングルス4に登場した渡邊将司が第3セットのタイブレークにもつれ込んだ接戦を制すと、この日最後の試合となったシングルス1で
上杉海斗(日本)がストレートで勝利して決勝進出を果たした。
慶應義塾大が今大会で最後にタイトルを獲得したのは1977年。その時は決勝で近畿大学に勝利した。今回早稲田大学の11連覇を阻止し優勝を果たすと、38年ぶりに優勝トロフィーを手にすることになる。
今年8月に行われた全日本学生テニス選手権大会(インカレ)で慶應義塾大は、ダブルスで高田航輝/ 上杉海斗組が決勝で早稲田大学の
今井慎太郎(日本)/ 河野優平組を破って見事優勝を飾った。シングルスでは上杉がベスト4入りを果たしている。
対戦結果は以下の通り。
===========================================
【慶應義塾大学 vs 関西大学】
D1 ○高田航輝/ 上杉海斗 6-2, 6-1 池川浩史/ 林大貴●
D2 ○逸崎凱人/ 畠山成冴 6-3, 6-4
竹元佑亮(日本)/ 加藤隆聖●
D3 ●谷本真人/ 渡邊将司 4-6, 3-6 中村侑平/ 矢多弘樹○
S1 ○上杉海斗 6-3, 6-2 竹元佑亮●
S2 ●谷本真人 5-7, 1-2 RET 染矢和隆○
S3 ○逸崎凱人 5-7, 6-2, 6-4 中村侑平●
S4 ○渡邊将司 6-4, 1-6, 7-6 (8-6) 加藤隆聖●
S5 ○高田航輝 6-3, 6-2 林大貴●
S6 ○韓成民 6-2, 4-6, 6-0 柴野晃輔●
■関連ニュース■
・大学王座 男女シード校が激突・大学王座 早大ら複全勝で単へ・大学王座 連覇狙う早大が4強