男子テニスツアーのイフ・ストックホルム・オープン(スウェーデン/ストックホルム、ハード)は22日、シングルス2回戦が行われ、元世界ランク9位の
N・アルマグロ(スペイン)が第5シードの
G・ディミトロフ(ブルガリア)に2-6, 4-6のストレートで敗れ、ベスト8進出とはならなかった。
アルマグロは予選決勝で敗れたが、大会前に欠場者が出たためラッキールーザーとして本戦出場し、1回戦では今年引退を表明している
J・ニエミネン(フィンランド)に勝利して2回戦へ進んでいた。これがニエミネンにとって現役最後の試合となった。
この試合アルマグロは、ディミトロフにファーストサービスを入れられた時92パーセントの高い確率でポイントを決められ、試合を通じて1度もブレークのチャンスを掴めないまま1時間8分で2回戦敗退となった。
現在世界ランキング73位のアルマグロはキャリア通算で12勝をあげ、最高でランキング9位まで上り詰めた。しかし、最近は怪我などによる不調でランキングを落としており、2012年5月のニース・コート・ダジュール・オープン以来優勝から遠ざかっている。
一方、勝ち上がったディミトロフは続く準々決勝で昨年優勝者で第1シードの
T・ベルディヒ(チェコ共和国)と対戦する。両者は今まで5度顔を合わせており、ディミトロフは3勝2敗と勝ち越している。
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