男子テニスでATPワールドツアー・ファイナル(イギリス/ロンドン、ハード)への出場を狙う世界ランク6位の
錦織圭(日本)は、26日から開幕するスイス・インドア(スイス/バーゼル、ハード)へ出場予定だったが、大会公式サイトの出場者リストから錦織の名前が消えたことから、海外メディアは錦織が肩の痛みからスイス・インドアを欠場すると報じた。
錦織の欠場により、その枠にラッキールーザーとして
M・バグダティス(キプロス)が出場するとも記載されている。
先日の上海マスターズで3回戦敗退を喫した錦織。この時、試合中に肩を気にしており、メディカルチームに治療してもらう場面もあった。
錦織は2011年のスイス・インドアで初出場にして準優勝を果たした。その時は準決勝で
N・ジョコビッチ(セルビア)を下しての勝ち上がりだった。2013年は2回戦で姿を消している。
11月15日から開幕するATPワールドツアー・ファイナルは、今季の大会獲得ポイント上位8名のみが出場出来る。錦織は現在「RACE TO LONDON」(最終戦出場ランキング)で7位に位置している。
既にジョコビッチ、
A・マレー(英国)、
R・フェデラー(スイス)、
S・ワウリンカ(スイス)、
R・ナダル(スペイン)、
T・ベルディヒ(チェコ共和国)の6選手は出場が確定しており、残る枠は2つ。その2枠に入るべく、出場予定だったスイス・インドアでの活躍に注目が寄せられていた。
現状、出場予定とされている11月のパリ・マスターズは大会公式サイトの出場者リストに錦織の名前が記載されている。
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