男子テニスツアーの楽天ジャパン・オープン(日本/東京、ハード)は11日、シングルス決勝が行われ、
錦織圭(日本)を破った世界ランク32位の
B・ペール(フランス)を6-2, 6-4のストレートで下し、大会初の優勝を飾った第1シードの
S・ワウリンカ(スイス)が、表彰式のスピーチで初優勝の喜びと対戦相手のペールについて語った。
>>楽天OP対戦表<<WOWOWの中継で、表彰式のスピーチ時に「皆さん、今日は来てくれて本当にありがとう。」と感謝を述べたワウリンカ。
この試合、ワウリンカはペールの強烈なバックハンドに対し、自身も得意とする片手バックハンドでラリー展開を制した。第1セットを先取したワウリンカは、第2セットでペールに1度もブレークを許さず、1時間5分で勝利を手にした。
ペールと仲が良いワウリンカは「彼(ペール)に今週の成功を本当に心から祝福したいと思う。」と、話し始めた。
「数年の間いろいろ話をしていて、いつか決勝で対戦したいねと話していたが、今日それがやっと実現した。彼は負けてしまい、それは残念だがすごく良かったと思う。」
「ペール選手は本当に大の親友でとても良い選手だし、この先有望な選手だと思う。今年の残り、そして来年も頑張ってね。」と、ペールを激励した。
そして「また一つ大会で勝つことが出来てとても嬉しく思う。」と、率直な感想を語ったワウリンカ。
「素晴らしい大会。そして毎回来る度に毎回良くなっていく大会でもある。ここはプレーヤーを皆さんとても暖かく迎えてくれて良くしてくれるので嬉しく思っている。また、来年も必ず戻ってきたい。」と、話していた。
(引用元WOWOW)
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