男子テニスツアーのマレーシア・オープン(マレーシア/クアラルンプール、ハード)は30日、シングルス2回戦が行われ、
伊藤竜馬(日本)は第7シードの
N・キリオス(オーストラリア)に3-6, 2-6のストレートで敗れ、ベスト8進出とはならなかった。
この試合、キリオスのサービスゲームで1度もブレークをする事が出来なかった伊藤は3度のブレークを許してしまい、わずか55分で敗れた。
伊藤は初戦で元世界ランク13位の
J・ニエミネン(フィンランド)をストレートで破り、キリオスとの2回戦へ進出していた。
その他の日本勢では予選を突破した
杉田祐一(日本)は
R・シュティエパネック(チェコ共和国)、
内山靖崇(日本)は第8シードの
V・ポスピシル(カナダ)にそれぞれ敗れ初戦で姿を消した。
今大会の第1シードは
D・フェレール(スペイン)、第2シードは
F・ロペス(スペイン)、第3シードは
I・カルロビッチ(クロアチア)、第4シードは
G・ディミトロフ(ブルガリア)となっており、上位4シードは1回戦免除のため2回戦からの登場。
昨年のマレーシア・オープンは
錦織圭(日本)が大会初のタイトルを獲得している。
一方、伊藤に勝利したキリオスは、今年8月のモントリオール・マスターズで
S・ワウリンカ(スイス)と対戦した際、
T・コキナキス(オーストラリア)がワウリンカのガールフレンドと言われている女子選手と関係を持ったという発言をしたため、罰金などが科せらた。
またウィンブルドンではペットボトルを地面に投げつけ、ボールボーイに渡していたタオルを受け取らずにコートを去るなどしていた。
準々決勝では第3シードのカルロビッチと対戦する。
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