テニスの国別対抗戦デビスカップ ワールドグループ入れ替え戦(プレーオフ)スイス対オランダ戦(スイス/ジュネーブ、ハード)は20日、最終日のシングルス第1試合に登場した
R・フェデラー(スイス)が
T・デ=バッカー(オランダ)を6-3, 6-2, 6-4のストレートで下すと同時にスイスに3勝目をもたらし、ワールドグループ残留を決めた。
この試合、フェデラーはファーストサービスが入った時に79パーセントの確率でポイントを獲得。36本のウィナーを決め、最後はセンターのサービスエースで1時間44分で勝利を手にした。
その後行われた残りのシングルスは、消化試合となったため3セットマッチで行われ、H・ラークソネン(スイス)がT・ファン=リッジトーヴェン(オランダ)を7-6 (13-11), 6-3のストレートで下し、スイスが通算4勝1敗で勝利した。
昨年のデビスカップで初優勝を飾ったスイスは、今年3月に行われたワールドグループ1回戦でフェデラーと
S・ワウリンカ(スイス)の主軸が出場しなかったことが影響し、ベルギーに敗れた。
今回のプレーオフではフェデラーとワウリンカの2トップが復帰。初日のシングルス2試合ではフェデラーとワウリンカが勝利してワールドグループ残留に王手。
しかし、2日目に行われたダブルスでは、フェデラー/
M・キウディネッリ(スイス)組がフルセットで敗れて通算2勝1敗で大会最終日を迎えていた。
組み合わせは、以下の通り。
【大会1日目】
・シングルス第1試合 S・ワウリンカ ○-× T・デ=バッカー
・シングルス第2試合 R・フェデラー ○-×
J・ウタ-ガルング(オランダ)【大会2日目】
・ダブルス第1試合 R・フェデラー/ M・キウディネッリ組 ×-○ M・ミデルコープ(オランダ)/ T・デ=バッカー組
【大会3日目】
・シングルス第1試合 R・フェデラー ○-× T・デ=バッカー
・シングルス第2試合 H・ラークソネン ○-× T・ファン=リッジトーヴェン(オランダ)
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