テニスのグランドスラムである全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード)は13日、男子シングルス決勝が行われ、第2シードの
R・フェデラー(スイス)は第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)に4-6, 7-5, 4-6, 4-6で敗れ、7年ぶり6度目の全米制覇とはならなかった。
>>全米オープン対戦表<<決勝戦、第1セットを落としたフェデラーはジョコビッチのペースを乱そうと、前哨戦のシンシナティ・マスターズからトライしている「SABR」Sneak Attack By Roger(サービスラインから付近からのブロックリターン)で反撃し、セットカウント1-1とする。
第3セットはジョコビッチにとられ、第4セットはゲームカウント2-5と崖っぷちに立たされる。そこから2ゲームを連取し会場を沸かせるも、3時間20分で力尽きた。
WOWOWの中継で、6年ぶりに決勝の舞台で戦ったフェデラーは「素晴らしい2週間だった。また決勝に戻って来れた。」と語った。
両者は今回が通算42度目の顔合わせで、対戦成績は21勝21敗となった。「今日は勝てなくて残念。僕らは試合をする度にお互いを知る。」とフェデラー。
最後に「いい方向に進んでいる実感はある。素晴らしいチームに恵まれている、皆ありがとう。毎日毎日いい方向に導いてくれて、情熱を持って僕と接してもらっている。」と感謝の念を述べた。
今年のウィンブルドン決勝でもジョコビッチに屈したフェデラー。今大会は1セットも落とさずに決勝へ勝ち上がったが、またもジョコビッチの壁を越えることは出来なかった。
(引用元WOWOW)
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